最終回は2時間スペシャル。
また大がかりな話になっていきますね。
どっかの公害大国をモデルにした東国のスパイに関わる事件。
右京は大河内監察官も巻き込み捕えようとするが思わぬところに敵がいました…


(あらすじ))角田(山西惇)と同期で組対二課・課長の恩地の遺体が自宅から発見された。現場の状況から毒キノコを誤って食べた事故死と思われた。警察の幹部が毒キノコを誤食したという前代未聞の事態に大河内監察官(神保悟志)の指示のもと、特別に司法解剖も行われるが怪しい点は発見できず事故死として処理されてしまう。
 右京(水谷豊)と享(成宮寛貴)は、恩地の妻・由美子の証言から、最近恩地が炭素繊維を扱う企業の女性とこっそり電話をしていたことを知る。さっそくその企業を訪ねた右京と享は、恩地の携帯電話の履歴に残された電話番号が我孫子という人物の所属する部署であることを確認。その部署の女性社員はいずみ(星野真里)一人だけであることを掴む。
 いずみから話を聞こうとした右京と享だが、なぜか携帯は通じず、会社を訪ねても留守ばかり。いずみが偶然にもCA養成スクールで悦子(真飛聖)と顔見知りだったこと知り、享は悦子にいずみと一緒に食事をする約束を取ってもらい、そこに向かうのだが…。
 一方、右京は同行せず、いずみと連絡がつかないことに不審を抱き一人で別行動し、待ち伏せ。
するといとも簡単に会うことができ、ようやくいずみから話を聞くことに成功。しかし、いずみは恩地のことは知らないと証言。悦子の話では、いずみは近々結婚の予定があると言っており、相手はアドリア大使館勤務の井川という日本人男性だという。
 恩地が、輸出制限されている炭素繊維を国外に持ち出した外為法違反容疑の捜査を単独で行っていたことがわかった。その容疑がかけられた企業の一つが我孫子やいずみの勤務する会社。ということは、恩地は我孫子といずみに接触していた可能性が高い。さらにいずみの婚約者・井川が、アドリア大使館には存在しないことがわかり…。  一人の刑事の死から日本企業の違法行為を暴いていく右京と享。そして、容疑者へとたどりつくが、思わぬ“敵”に事件は二転三転。はたして正義の裁きは下されるのか?
刑事を殺したのは 禁輸されてる炭素繊維を盗みに来たスパイ。
工作員だけに、携帯にウィルスを仕掛けたり、爆発につかったりやることが派手ですね。


でも何でキノコの毒で死んだように偽装したりしたのか不思議な感じですね。
脚本家さんはよほどキノコが好きなのかな。

スパイを愛したために刑事を殺してしまったいずみには、まるで情状酌量を感じませんね。
考える自由があるのに考えることを放棄した。
愚かで嫌いだったとスパイからの手紙にも書かれるほど。


スパイだった王が手紙を残したのは、いずみを少しは思ったとこもあったのでしょうか。
故国に対してのやり切れない思いも感じました。

どうせ日本政府には裁けないなら、権力強化に利用しよう。
老獪な甲斐峯秋は、息子の享の不用意な発言もあって美味しいとこをもってきました。
大人ってずるいよね。


右京さんでも権力のある相手に動かれてはどうしようもないですね…。
いつか享と右京コンビで峯秋をぎゃふんと言わせて欲しいものです。
享には次シリーズも連投してもらって成長してほしいですね。